僕は高校1年生の時から長期休みを利用して1週間程度の一人旅に出かけていました。

一人旅を始めた一番の理由は「比較的自由な時間が多い高校生時代に大学進学のための勉強時間に費やすのはあまりにも勿体無い。様々な経験をして将来自分がやりたい事、大学で学びたいものを確定させたい!」という強い思いがあったからです。

一人旅と聞くと、「不安」「寂しそう」「ハードルが高い」といったイメージを持つ人は多いと思います。 僕自身も、初めて一人で海外に出たときは同じでした。言葉が通じるのか、トラブルが起きたらどうするのか、常に頭のどこかで緊張していました。
しかし実際に複数の国を一人で旅してみて感じたのは、一人旅の不安の多くは漠然とした感情であり、情報と準備によって十分に対処できるものだということでした。

また僕の場合、旅中に時折一人の寂しさがあったが、ほとんどは充実感でいっぱいでした。

本記事では、僕自身の一人旅の経験をもとに、一人旅のメリットや不安への対処法、そして一人で旅するからこそ得られた学びについて整理してみます。

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一人旅とは何か|なぜ不安を感じやすいのか

一人旅は誰かに同行せず、基本的に一人で旅をすることです。

一人旅で不安を感じやすい理由は、「一人=危険・孤独」というイメージを持っているからではないでしょうか。もちろん、非常事態が起こったとき、助けを求められる存在がいなければ助からない可能性があります。

なぜ一人旅をしたことのない人が不安を感じやすいのでしょうか。

それは「一人=危険・孤独」といった概念を強く持っているからであると僕は思います。

実際僕も一人旅を始める前は楽しみもあったが不安もありました。しかし、旅を通して沢山出会いがあり、そのおかげで一人旅は旅中ずっと一人ではないということがわかりました。

今となっては人との出会い楽しみにして旅をしています。

旅に限らず初めてはわからないことが多いです。しかし一歩踏み出してみると案外簡単なものでもあります。

一人旅のデメリットと不安|経験からの対処法

1. 孤独感・不安感が突然襲ってくる

  • 夜になると急に不安になる
  • 誰とも話さない日が続く
  • 楽しいはずなのに気分が沈む

一人旅では、感情を共有する相手がいない分、孤独が増幅されやすいです。

対処法

  • 無理に「楽しまなきゃ」と思わない
  • カフェや食堂など、人の生活音がある場所に身を置く
  • 短い会話(注文・挨拶)でも人と接触する
  • ホステルに泊まる

カフェなど人が多いところにいると自分が話さなくても少し安心します。

また、会話をすることで孤独感が大きく解消します。店員さんに「おすすめのレストランを教えてくれ」と聞けば会話ができます。街を歩いていたりぼーっとしていると現地の人が声をかけてきたりもします。

僕が一番おすすめすることはホステルに泊まることです。簡単に友達を作れるという点もそうですが、ホステルは同じ部屋に複数人が寝ます。またフリースペースが備わっていますが、そこには誰かしらいます。そのため孤独感を感じにくいです。

僕は「友達作り、孤独感を感じない、安い」というメリットがあるため、旅ではホステルに泊まっています。

2. トラブル時に頼れる人がいない

  • 交通トラブル
  • 体調不良
  • 予約ミス・詐欺

誰かといれば分担できる問題を、一人で抱えることになります。

対処法

  • 「完璧に解決しよう」としない
  • 現地の人・職員・他の旅行者に早めに助けを求める
  • 最悪の場合の選択肢(逃げ道)を常に意識する

→一人旅で大事なのは解決力より助けを求める判断力

一人旅のメリット|実際に旅してわかったこと

自由度が圧倒的に高い

一人旅は行き先や日程、行動を全て自分で決められます。

二人以上で旅行に行ったことはあるでしょう。その時いつも相手の意見も聞かなければいけません。「ここ別に行きたくない」「こっちに行きたい」「もう疲れた」などと。

自分が行きたいところへ行けない、したいように行動できないという制約が付きものです。

しかし一人旅であれば、「もう少しゆっくりここにいたい」「明日朝早くから観光しよう」と自由だ。また僕は旅中に出会った人と一緒に観光したりもしました。

出会い・社会に入り込みやすい

一人旅をすると現地の人と関われたり社会に入り込みやすくなったりします。

もし友人らや家族らと旅行に行くと同行者との会話で終始してしまいますが、一人で行けば店員や隣の席の人、旅行者との会話をする機会が生まれます。

ここで僕の経験を紹介しましょう。

ロンドンの公園でぼーっとりんごを食べていた時、おじさんとおばさんがベンチの横にやってきて色々話を交わしました。また、クロアチアのスプリットでは、海を眺めながら朝食を摂っていた時、アメリカ人の観光客が写真を撮って欲しいと声をかけられました。その後、スプリットの世界遺産の地区を共に散策しました。

このように一人で旅に行き、一人でいたからこそ生まれた出会いと言えます。

また一人旅では現地の生活スタイルに合わせざるを得ません。

一人旅では他人に合わせる必要がないので、現地の食堂でローカルフードを味う、公園や市場でぼーっと時間を過すといった現地の日常に近い行動を取りやすいです。

自己理解をするチャンス

1. 判断をすべて自分で引き受ける

一人旅では

  • どこに行くか
  • 何にお金を使うのか
  • 危険をどう回避するのか

を全て自分で判断します。

その積み重ねで、自分は慎重なのか楽観的なのか、不安に強いのか弱いのかなどがはっきりと見えてきます。

僕の場合は博物館や歴史的な建築物などによく訪問しました。また、夜にはクラブに行ってみたり、ただ街を散策したりもしました。このことから、僕は知的好奇心があり、刺激的、社交的ということがわかりました。

2. 感情の動きがそのまま露出する

誰かと一緒だと、感情を調整したり隠したりするけが、一人だと

  • 孤独を強く感じる瞬間
  • 逆に、誰とも話さずに楽だと感じる瞬間
  • トラブル時の苛立ちや焦り

をごまかせません。
これは「自分が何にストレスを感じ、何に安心するか」を知る機会になります。

僕は一人でいる時間はかなり孤独を感じていた。そのようなこともあり同じホステルに泊まっている人に声をかけて一緒に観光もしました。

予想していなかったことが起こってもすぐに次の手を考えます。ドイツで電車を降り過ごした時やイングランドで高速バスに乗り遅れた時、冷静を意識して違う手段を探しました。

3. 沈黙に耐えられるかが分かる

移動時間、食事、夜の時間。
一人旅では「何もしない時間」が多いです。
そこで

  • 退屈で耐えられないのか
  • 考え事をするのが苦にならないのか

がはっきりします。これは日常生活では意外と分かりにくいです。

僕は移動中や食事の時の一人の時間でも1日を振り返ったり、なぜそうなっているのだろうと疑問点を挙げて考えたりしていました。

4. 他者との違いから自分が見える

異なる価値観・生活水準・政治意識に触れることで、「自分は何を当たり前だと思っていたのか」「何に違和感を覚えるのか」が浮かび上がります。

自己理解は、常に他者との比較からも深まります。

能力の向上

1. 意思決定能力(決めきる力)

一人旅では常に選択が迫られます。

  • 行く/行かない
  • 安全を取る/挑戦する
  • 妥協する/粘る

誰も代わりに決めてくれないから、「完璧でなくても決断し、結果を引き受ける力」が鍛えられます。

2. 問題解決能力(その場で何とかする力)

  • 乗り換えを失敗する
  • 言葉が通じない
  • 予定が崩れる

こうした状況で、

  • 何が問題かを整理
  • 使える資源(人・アプリ・時間)を探す
  • 最適解ではなく「実行可能解」を選ぶ

このプロセスを一人で回す経験が積み重なります。

3. コミュニケーション能力(生き延びる会話力)

これは「社交性」ではなく、必要な情報を、限られた言語・文脈で引き出す力

  • 身振り
  • 簡単な単語
  • 相手の反応を読む力

が自然と磨かれます。

僕は様々な年代、色々な国の出身の人とたくさん会話を重ねたことにより、この人はどのような人なのかが感じられるようになったと思います。

4. 状況読解力(空気と構造を読む力)

  • この場所は安全か
  • 今声をかけていいか
  • どこに権力・ルールがあるか

一人でいると、周囲を観察しないと危ないし、動けないです。

結果として、人・空間・制度の癖を素早く読む力が鍛えられます。

僕は薄暗い路地など、近くにいる人を観察し大丈夫なのか自然と考えるようになりました。

5. 感情コントロール能力

不安・孤独・苛立ちを

  • 誰にもぶつけられない
  • 誰も和らげてくれない

状況で、自分で処理する必要があります。

これは自立した精神的耐性につながります。

6. 自己調整能力(自分を壊さずに動く力)

  • 疲れているか
  • 無理をしていないか
  • 今休むべきか

を自分で判断する力。
長期的に見ると、かなり重要な能力です。

僕は自分の体と相談して旅の計画を練り直すことが多いです。疲れていたら、訪問したい場所を翌日に訪れたり諦めたりしています。

語学力の向上

旅中は色々な国から来た人と出会うでしょう。国内旅行でもフランス人や韓国人、アメリカ人などと会いました。

海外旅行ではずっと英語でした。

人と話すことによって語学力を磨けますし、僕の場合は語学力不足から自分が伝えたいこと100%を言えなかったという悔しさから勉強するやる気にもなりました。

また英語以外の言語にも興味が湧き、自分の世界がさらに広がるかもしれません。

英語学習について詳しく解説しています↓

一人旅後の自分

延世大学社会学科合格証(左)と成均館大学社会学科合格証(右)

二つとも韓国の大学です。

僕は一人旅の経験を通して、将来やりたいことや大学で専攻したい分野を決めることができました。

以前は、大学では経済、メディア、政治外交、社会学など、専攻したい学科がいくつもあり、進路に悩んでいました。

旅の最中には、訪れた地域や国の特徴、そこで気づいたことをメモしながら、さまざまな国や地域を歩いてきました。
都市景観、人々の性格、交通機関などの違いを、実際に肌で感じる経験を重ねてきたのです。

そして、こうした違いは、その国や地域の文化、歴史、宗教、政治と深く結びついているのだと気づきました。
それらを比較しながら理解を深めていきたいと思うようになり、社会学を専攻することを志しました。

大学では、本当に自分が学びたいことを追求できる環境に身を置けることを、とてもありがたく感じています。
充実した大学生活を送れるよう、現在は大学入学前の準備を進めています。

世界大学ランキング50位。アジア私大1位の延世大学合格体験記↓

最後に

いかがだったでしょうか。

一人旅は危険を伴うこともあります。
それでも、一人旅は成長や真新しい経験、そして将来に向けた具体的な目標を与えてくれました。

いきなり長期の旅に出る必要はありません。
まずは近場や日帰りなどの短期的な旅から始め、少しずつ行動範囲を広げていくことをおすすめします。

旅が、あなたの人生の分岐点になるかもしれません。

悲観的になったり、否定的に考え続けるよりも、
まずは一歩行動してみることが、何よりも重要だと感じています。

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ありがとうございました!